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婦人画報2015年3月号に掲載されました

 

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婦人画報3月号「花のことづて」のページに掲載されました。

日本が誇る美しき文化、「現代短歌で読み解くいけばなの美」というテーマで、毎号華道流派の家元及び作家が、現代短歌の世界をベースに、いけばなを出合せる連載となっています。

3月号の短歌は、
「光量は誰のものともなき重さ ミモザ・アカシア両手に剩(あま)る」

戦後の歌壇を代表する一人で、宮中歌会始選者も務められた安永蕗子さんの歌に合わせて、ミモザをいけてください、というご依頼をいただきました。この歌から、わたくしは春の光に包まれる喜びが、ぱーっと心の隅々まで広がるような印象をうけましたので、光のように透明感のある作品をいけたいと思っていました。

撮影は、昨年2014年12月26日でした。冬の時期にはふつうのミモザはまだ咲いていませんし、輸入のミモザも、年末はヨーロッパの市場が休暇にはいるため入手不可能との事。でも、日本で、冬咲き/四季咲きのミモザを育てている生産者の方がおられたのです。やっと植木鉢で取り寄せた、二種類のミモザはいずれも葉が変わっていて、一つはオールリーフワトルという、矮性タイプの四季咲き品種で、松のように細くとがった繊細な葉で、樹高1mくらいから花を咲かせるのが特徴です。もう一つは、ゴールデントップという小さな葉の冬咲きアカシアです。

撮影してくださったのは、フォトグラファーの大川裕弘さん。
光や気配といった<気>まで画面に表現されると言われている、すばらしい方です。
今回の撮影は、自然光にこだわる大川さんが、一切人工の光を入れずに撮影されたものです。

撮影の日は、お顔なじみの、編集・星野眞理子さんに取材をしていただき、時折大川さんの鋭いシャッターの音が響く中、楽しいひと時を過ごしました。

光に彩られたミモザの作品を掲載させていただきます。
婦人画報3月号は、2月1日発売となっております、ご覧いただければ幸いです。

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